リリカの離脱症状や断薬の方法について

リリカの離脱症状について

 

離脱症状とは、その医薬品に依存性があり、途中でやめたりするとさまざまな症状が降りかかってくることを言います。離脱症状は「だるくなる」「眠い」といった形で訪れるので、「副作用では?」と考えるかもしれませんが、副作用とは別物です。

 

そして、実はリリカにも離脱症状があると言われています。リリカは神経細胞に作用する医薬品ですが、GABA受容体にも作用があるとされているのです。GABA受容体に作用する薬といえば、例えばベンゾジアゼピン系の睡眠薬・抗不安薬がありますが、こういった睡眠薬には依存性・耐性形成があることは有名です。

 

倦怠感、不眠、悪心、頭痛、下痢、不安、多汗症 など

 

リリカを離脱症状の代表例は↑ですが、これは睡眠薬を断薬した際の離脱症状によく似ています。

 

離脱症状がでる条件は?

 

離脱症状が出やすい条件は2つあります。

 

  1. 服用期間が長い
  2. 急に断薬してしまう

 

↑がその条件ですが、まず第一に「服用期間の長さ」が大きな影響を持っています。リリカを服用する期間が長ければ長いほど、やめたときの離脱症状が強くなるということです。事実、1年以上リリカを服用していて、急にやめたところ1~2カ月離脱症状が続いたというケースもあります。リリカはあくまで対症療法なので、元になる病気の治療になるわけではありません。なので、元の病気の治療を継続し、できるだけはやくリリカの服用をやめられるようにすることが大切です。

 

次に重要なのが「断薬」です。今まで服用していた薬を突然飲まなくなることで、体が強く反応して離脱症状を起こしてしまうことになります。そのため、スムーズにやめるために「減薬」と言う方法を取るのが一般的です。

 

どんなときに断薬・減薬が必要か

 

リリカは基本的には1日2回の服用を行う医薬品です。そのため、服用間隔はおおむね12時間ということになります。

 

しかし、依存性が高まってくると、次の服用までの「12時間」が経過する前に、だるさ・眠さといった症状が現れてくることになります。そして、リリカを服用するとそれまで感じていただるさがウソのように消えてしまうわけです。

 

そうなると、リリカの主な効果である「神経痛」を抑えるためではなく、いつのまにか「離脱症状の回避」のためにリリカを服用するようになってしまうのです。こうなるとりっぱな離脱症状ということになります。

 

なので、減薬・断薬が必要になるタイミングというのは、「離脱症状回避のためにリリカを服用し始めた」タイミングということになります。こうなってしまうと、もう減薬・断薬したほうがよいでしょう。

 

断薬よりも「減薬」がおすすめ

 

リリカは神経痛に利用する医薬品です。神経痛の症状はすぐに改善するものではないので、治療を続けることになりますが、1年以上の長丁場になることも多いです。そのため、その間長期間のリリカ服用を続けるケースはよくあります。

 

ただ、リリカには離脱症状があることがわかっており、痛みが治まったからといって急にやめると倦怠感などの離脱症状が出る可能性があります。なので、

 

  1. 2週間、朝夕の2回、リリカを50mg(25mgを2錠)
  2. 2週間、朝夕の2回、リリカを25mg
  3. 2週間、朝のみ25mg

 

といったように、ゆっくりと時間をかけて減らしていくのがよいでしょう。もちろん、服用をやめたら痛みが戻るリスクもあるので、神経痛の強さと相談しつつ減薬していくのが基本です。

 

25mgを用意しておくと、分量の調整がしやすいので便利です。